平成27年5月21日(№6727) やる気のない人たち
やる気のない人たち
会社から南へ約300㍍の歩道の清掃、植栽や街路樹の剪定など、本来は行政の仕事だろうがその気はないらしい。雑草やゴミの中で働くのはイヤなので自分たちできれいにしている。一年では数百万円の節税になるから感謝状の一枚くらいはくれても罰は当たらない。花壇を綺麗にすれば叱られ、愚にもつかない印刷物にハンコを押さされ規制を受ける。
先日お客様感謝デーのイベントを催した。折角の機会だからと早朝から一週間もかけて剪定を行った。バッテリーのバリカンでは手が届かないので発電機と強力なバリカンを購入した。優れた機械だと作業が捗る。お客様をお迎えする「もてなし」のためには、多少の投資は仕方がない。綺麗になってみると周りがみすぼらしく見える。植栽や雑草が背丈ほどに。
ついに向こう側のバス停に進出した。パトロールは「頑張って」と激励してくれる。上り線は美しくなったが、下り線は相対的に乱れて見える。仕事の合間だから役所作業のように一気には行かないが、ともかくブログでチクリチクリと皮肉りながら、実践を重ねて町の美観と安全を確保したいと思っている。役所がしないのなら気付いたものがやる責任がある。
さらに南へ下って善意の大西さんが早朝より歩道清掃に出勤している。彼は機械を持たないから植栽の剪定は出来ない。すでに足がけ3年も放置されたままだから、せっかく高さ50センチに刈り込まれていたのに一年生の姿が隠れるようになった。安全の面からも放置できないので時間を作って通学路の安全は確保したい。役所も担当が変わったらしい。ダメね。
安全や美観の維持は役所の責任だが、やらないからといって放ってはおけない。ここは一つ「市民の義務」を発揮したい。