住まいのお困り事、お任せ下さい!
パワフルなエース!金本和宏です。
立春が過ぎたとはいえ、まだまだ肌寒い日が続いております。
皆様、体調管理には気を付けて過ごして下さいね。
今回は、現場からのレポートです。
お客様から、「トイレのドアの開き勝手って換えられるもの?」とお問合せが…。
出来れば、長年使い続けたドアには愛着があるとのことで今のドアを使ってというご要望。
それなら、建具の職人さんに何とかしてもらいましょう。
ところで、皆様のお住まいのトイレのドアは内開きと外開きはどちらですか?
実は、住まいの考え方や生活スタイルの変化で開き勝手は変わってきたんです。
築30年より古い住宅の場合、トイレのドアは内開きが多く見られました。
それは、トイレの入り口に段差を作るから。
ではなぜ段差が必要? かというと、
一つ目の理由として、トイレのスリッパがドアに引っかからないようにするためです。
二つ目は、昔はトイレの床をタイル張りにして、水を流して掃除ができるよう、床に排水口を作る家もよく見られました。
そうなれば当然、水があふれないよう、トイレの床は廊下より一段下げて作る必要があったのです
それから、1990年代頃から「バリアフリーリフォーム」が一般的になり
床の段差を無くし、トイレのドアを外開きにするように。
中で人が倒れていてもすぐに助けに入ることが出来るように配慮されるようになりました。
住環境と健康に関する意識が高まるにつれ
トイレのドアに限っては外開きの方が安全性が高いと考えられるようになったのです。
今回のお客様のトイレのドアも、今の物を使って無事「外開き仕様」に変更完了しました。
住まいのお困り事は何でもマルコシへお任せ下さい。
ちょっとした「うんちく」も含めてご説明させていただきます!
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