平成25年1月1日(No5857)   1月1日

1月1日

今年も大晦日の午後11時出勤し、年越しの独りイベントを行う。掃除が中心だが「厄」を払い「福」を招くために、1階から4階までのすべての窓や出入り口を開く。掃くパフォーマンスをしながら「厄」を追い出す。通り道がきれいになれば、「福」が訪れてくれたとして開口部を締める。そのため室内は「福」でにぎやかになる。初出勤までこの状態を保つ。

 

掃除を終えると妻や子どもたちと、ふるさとの氏神様へ初詣に行く。これは市内で仕事を始めてから48年、わが家に続いている行事の一つ。今年は一段と参拝客が少ない。昨年は縁起のいい33番だった。今年は21番目。わが家も最少の8名。以前は午前1時で100番を超えていた。宮司の話によると先代の頃に比べて氏子家も120戸と半減したという。

 

にぎやかな頃は紅白歌合戦を見終えたら、そのまま氏神様へ足を運んでいた。高齢化の影響もあるだろうが、コタツで駄弁りながら年越しをする人が多くなったそうだ。大都会の神社や由緒ある氏神様は参詣客が引きも切らない。日本古来のしきたりも二極化しているようだ。ご利益も魅力もなくなれば人は少なくなる。ビジネスのお客様と変わらない。

 

只今は午前5時だが、夜明けにはまだ時間がある。近くの公園の見晴台に初日を拝みに行く。おおむね晴れという予報だが運が伴う。昨年は曇りだったが、日の出の時だけ数分晴れた。帰宅して町内の氏神様にお参りする。そのあと市内のホテルで3日間過ごす。正月のラストは厳島神社の参拝で締め括る。早朝清掃はホテル周辺の海の散歩道をゴミ拾いする。

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