平成25年1月8日(No5864) 十大目標の発表会
十大目標の発表会
初出の1月5日午後、恒例の十大目標の発表会が行われた。それに先駆けて昨年の10大ニュースの発表、受け止め方はそれぞれだが、共通していたのは「山田社員の成長」と江原部長の「宅建合格」。それぞれ喜ばしい出来事だった。続いて昨年の十大目標の達成度評価(自己採点で百点満点)。甘さ、辛さはあるが、達成、未達成の共通点はいくつかある
数値と期限のある目標は到達度が極めて高い。曖昧な事柄、抽象的な目標は概して未達成。中にはまったく頭から消え去っている目標もある。これらを考え合わせると、成果目標に届いた項目は、それを支える行動指標が明確であることが条件となっている。つまり目標を立てるとき、数値、期限、行動指標が不可欠だと示している。それ以外は戯言でしかない。
そうしたデータで見ると今年の十大目標で達成可能な項目がはっきりする。十項目すべて達成可能な人もいる。まるっきり無理だろうという人もいる。達成可能な目標を掲げているにもかかわらず、未達成に終わるのは何故か。あらためて考えると本人の資質もあるが、多くは周囲の無関心という大罪にたどり着く。あれは続いている?役立つことはない?
常に周りが関心を持っていると知れば、簡単に怠惰の道へ進むことはない。それですべてではないが、相乗効果というものは恐ろしい力を発揮する。周囲のすべてが目標達成に関心を持ち、目の前のことを処理すれば可能になる。目標発表して1年もお蔵入りしていれば、大抵のことは忘れる。達成したとしても結果オーライ。行動指標の積み重ねとは質が違う。