平成25年1月9日(No5865) 二軸で進む
二軸で進む
親交のある経営コンサルタント・とちのさんから「新年の抱負」が届いた。具体的に8講目掲げてあるが、いずれも達成可能の予感がする。ダイエットの項目では、目標は75kg(10kgに相当)。毎朝、自宅→神社→事務所コース2,5㎞を30分で歩く。30分のウォーキングは150kcalに相当。昨年5月から10kgの減量に成功した。血圧も下がってきた。
ここまで数値と期限、それに行動指標の裏付けがあれば、成果目標に到達できる。神社ではお札が配られているが、今年のお札は「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝で眠る。~一日、一日を大切にしましょう~」。希望の朝を迎えるために、どのように実践するか。松下幸之助さんが書かれた言葉が心に残っており、中長期のスパンで行動する。
「成功の方程式。①心が変われば、行動が変わる。②行動が変われば、習慣が変わる。③習慣が変われば、人生が変わる。④人生が変われば、天命が変わる」。問題は①の心→行動のファーストステップがないと、この四行訓は始まらない。心→行動→気付きは、毎日の努力から生まれる。目標に到達するには「毎日の軸」と「中長期の軸」の同時行動が必要である。
神社のお札は毎日の軸。松下さんの成功方程式は中長期の軸。二軸で進む。目標は単なるお題目では意味がない。目標を立てるときこそ真剣に取り組む。達成へプロセスを検討することで初めて道が開けてくる。目標を立てることはいいことだ。ただ、立てた目標を忘れるようでは、自分も人も裏切ることになる。ことしの正月も、とちのさんから学ばせてもらった。