平成25年2月25日(No5912) 今年も開く東日本大震災復興支援チャリティ
今年も開く東日本大震災復興支援チャリティ
ディリーメッセージ№5911で西水美恵子さん(元世界銀行副総裁)が訳された「日本から学ぶ10のこと」を紹介したが、このメッセージが世界を駆け巡っていると伝えられる。東日本大震災のときの日本人の行動を称賛したものである。わたしたちが当たり前と思っていることが、実は世界では稀なことらしい。それだけに世界の期待を裏切ることは許されない。
間もなく痛ましい災害の日から2年になる。遠く離れているせいか、復興の槌音が聞えてこない。とかく他人のことは忘れがちになる。大きな犠牲を払った人々が、厳しい状況に耐えながら頑張っておられることを忘れては、称賛してくれた世界の人に顔向けできない。民主党は口先だけで何も出来なかった。それを取り戻す為にも安倍内閣には頑張って欲しい。
第3回東日本大震災復興支援のチャリティイベントは、10月27日(日)を予定している。第1回は鍵山秀三郎さんをお招きして講演会、第2回は地域有志の講演と伝統神楽、そして第3回の今年は「いのちをバトンタッチする会(鈴木中人代表)」が製作する「小さないのちの物語(仮題)」の映画を上映する予定だ。収入のすべてを復興の支援金としてお届けする。
既に準備に入っており8月末には完成の予定と聞く。代表の鈴木中人さんとは癌を通してご縁があり、製作サポーターとしてもささやかな支援をしている。鈴木さんは「いのちのバトンタッチ」のテーマで全国を講演行脚中である。幼い我が子を小児癌で失った経験を踏まえ、特に小学校などではいのちの大切さを訴えている。東日本の悲劇を忘れてはならない。