平成26年10月31日(No6525) スキャンダル劇場
スキャンダル劇場
野党の党首たちが得意満面で安倍内閣の閣僚スキャンダルを述べるたびに、国民はうんざりしてくる。安倍内閣の信頼性というよりも、役立たずの野党に対する失望感だ。安倍内閣になってまもなく2年になる。9月まで大臣の入れ替えもなくスキャンダルのニュースもなかった。内閣を改造してから小渕、松島の二女性大臣が辞任、安倍内閣の目玉が潰えた。
スキャンダルはマスコミが火を点け、野党が煽って炎を燃え上がらせた。安倍内閣に対する政策の対案もないところからスキャンダルは野党の餌食になった。予算委員会などは重要な政策を論議する場なのに、週刊誌まがいのスキャンダルの舞台に成り下がったのは誠に残念だ。外交、国防、社会保障、消費税、TPP、など知りたい課題が一向に見えてこない。
国会の仕組みはよく分からないが、公共の電波を使って政治でもないちゃんばらをやっても仕方ないだろう。スキャンダルを追求するのは別の委員会があるのではないか。たとえば政治倫理審査会などがその機能を果たせばよい。そこで説明責任が果たせなければ職を辞してもらえばいい。詰まらぬことで記者会見し、得意顔をさらす野党の面々は見たくない。
メディアも自分たちの役割の大切さを自覚し、もう少しまともになってもらいたいものだ。国民の知りたいことはスキャンダルではない。これから私たちの生活がどうなるのか、キチンと伝える努力をしてもらいたいものだ。真面目に議論している委員会もあるようだが、地味ではあるが大切な活動は伝わってこない。だらしない野党の支持率は落ちるばかり。
大臣自身の問題で国政を停滞させることは許されない。スキャンダル追求国会はこの程度で願い下げにして欲しい。