平成25年4月1日(No5947) 先輩社員教育
先輩社員教育
本日から4大卒の新人が2名入社する。海のものとも山のものとも分からないが、 いい人生が送れるように育てる私たちの責任は大きい。新人社員には基本研修と実践研修のカリキュラムが用意され、スケジュールに添って成長の度合いを確かめながら進めていく。はじめは戸惑うだろうが、少しずつ社風にも馴染んで社会人としての自覚も芽生えるだろう。
新人研修を大別すると、①社会人としてのマナー・躾。②仕事に対する考え方・仕事への姿勢。③仕事の受け方・進め方の三つに大別できる。この研修を通じて、①自分で考える習慣、②考えたことをまとめる技術、③まとめたことを相手に伝える技術、④実践して確認する能力を身に付けさせたいと考えている。相手次第だが普通の人間なら誰でも出来る。
新人の教育は先輩たちの具体的な指導で生きてくる。①復唱させる。仕事の指示をしたらメモを取らせ、必ず復唱させる。これだけで倍速の進歩に繋がる。伝えたことを勝手に解釈しないように確認する作業である。②君はどう考えるの?1から10まで教えると考える能力が退化する。思考停止人間を作らないため、簡単な突込みを入れる。これだけでも違う。
③「ほうれんそう」では結論を先に言わせる。ビジネス会話は結論からが基本。繰り返せば「結論から申しますと…」が当たり前になる。ここまでは先輩と新人が一体化できるよう全体研修などに取り入れたい。特に今年は山田さんが育っているから、成果が上がりやすい年になる。見本が目の前にあると自然に真似るようになる。みんな小走りになりそうだ。