平成25年4月14日(No5960) ニッチトップ
ニッチトップ
いま全体研修では全国の「小さくても大きい会社」のリポートから学んでいるが、 わが社を「ニッチトップ(小さくても№1)」の会社にしたいと強く望んでいる。実際に他の企業を検証している訳ではないので確たることは言えないが、パー ツではいくつかの日本一と自称してもよい事象が幾つかある。なんだそんなことかと笑われそうだが、列挙してみたい。
出勤時間。就業規則ではわが社の出勤時間は午前8時半であるが、6時半出勤の江原部長はじめ、7時までには山田、大西の若手、専務、金本のベテラン、そして河野が出勤、それぞれ掃除用具を手に周辺清掃を始める。7時20分には掃除朝礼がスタートするが、社長そして山本さんが走りこむ。8時10分まで地域清掃。晴雨に関わらず続けられる。
水曜日は通学路清掃、土曜日は地域の公園清掃、その他、休日は心あるものが担当し、365日清掃の休みはない。これは日本一だと自負している。この掃除は、社員の「もっと成長したい」「もっとお客様の役に立ちたい」と思い続ける行いに役立っているように思う。新卒採用や人材育成も「ニッチトップ」を目指して進めているが、受け止めるほうはどうか。
ほかにも列挙すれば多々あるが、業績に直結するモチベーションアップに貢献しているかどうか。少なくとも四つの因子「お金と条件」「仕事の醍醐味」「人とのかかわり」「理念・ビジョンへの共感」はいかに。一人ひとりの思いは違ったとしても、少なくとも同じ方向へ進まないと企業の明日はない。これから人材育成の長い戦いが続くが、少なくとも社員の質では「ニッチトップ」と認められるように心掛けたい。