平成25年4月18日(No5964) 首相メッセージ
首相メッセージ
10数年前、小泉純一郎さんが首相になられたときから、首相官邸からのメルマガ を配信してもらっている。一度握手をしてもらったご縁で楽しみに愛読していた。その後、安倍、福田、麻生と自民党内閣のトップが猫の目のように変わったが、楽しみに読んだという記憶はない。平成9年の総選挙で政権交代して民主党の鳩山由紀夫さんが首相になった。
それなりに期待していたが、曖昧語や形容詞が多く内容も抽象的で日本の行方が読み取れなくなった。一応配信してもらってはいたが、即刻ゴミ箱行きにしていた。その後、菅内閣、野田内閣と毎年トップが変わった。一時期、野田内閣に期待したが「決められない政治」に失望し、時間がもったいなくて再びゴミ箱行きにした。国会解散、自民党政治が復活した。
思いがけず安倍晋三さんが自民党総裁になり、第二次安倍内閣が誕生した。メルマガはフェイスブックになったが、毎回プリントして丹念に読んでいる。表現が分かりやすく、気取りのない文言が飽きさせない。アベノミクスの「3本の矢」は予想を超えてダイナミックに日本経済を刺激した。資産のないわが身にマイナスは多いが、日本全体は元気になった。
「野党の皆さんには10年待って欲しい」と安倍首相は豪語するが、いまの民主党の体たらくではそうなりかねない。保守一党優位体制が10年続くとどうなるのか予測もつかないが、少なくとも民主党はご免だ。最新の世論調査(4月の読売新聞)では内閣の支持率が74%、4カ月も連続上昇中で歓迎している。今のところ自民党のワルたちも出番がないようだ。益々、安倍首相のメッセージが楽しみになってきた。