平成25年4月28日(No5974) 小粋なギャラリー当たる
小粋なギャラリー当たる
「小粋なギャラリー」担当の岡元美紀恵専務より、4月の来場者65名と報告が あった。出展者の米今菊子さんの素敵な作品と人柄、ご本人の葉書・電話戦略、友が友を呼ぶ好循環が相乗効果になって快挙に繋がった。オープン日は実質14日。目標は平均一日2名、上手くいって1回30名を目標としていた。ところが1~4月のトータルで175名にも上った。
4月の講座・ギャラリーの来場者は延べ163名にも達した。零細リフォーム店の来社人数としては稀有のことではないか。参加はワンコインながらすべて有料であり、直接経費は入場料で賄っている。結果として発生する商談などはすべて余禄である。ビジネスの生き残り戦略の一環として、サロン化を目指した試みだが、わずか4年の時間で目途が立った。
高齢化社会へと高速で進む地域の活性化にも役立っていると思う。どうすれば老後が幸せに暮らせるか、一つのモデルケースになっている。サロンが提供するのは「嬉しさに満ち溢れるひととき」である。気に入ってもらえば、お客様は繰り返し通うに違いない。その人たちが増え、繰り返し通うことが習慣化してくると、そこに新しいコミュニティが生まれる。
知識は研修でも情報からでも得られるが、実践知はその場にとっぷり浸かってこそ体得できる。手取り足取りで教えられるものではないし、実践しなければ得られない。もてなしの心や礼儀作法も、場に浸かることでほんものが得られる。社内でもサロンの大きな効用を理解するのは難しいと思うが、傍観者でいる限りその価値を知ることはできない。そこに難しさがある。拍手を送るだけでは足りない。顔を知っているだけではお客様に飽きられる。実践知は改めて解説する。