木原伸雄のちょっとと～く

「こどもの日」は誰も訪れる予定がなく、妻と二人で3月に開通した松江自動車道 を走った。宍道湖畔にある「イングリッシュガーデン」で畏友の井上幸子さんが、教室を開いている先生たちと回廊に作品を展示し観光客に提供するイベント訪問が目的。小規模と予想していたが、100を超える展示コーナーに驚いた。一石三鳥の企画でビジネスの勉強になった。

松江自動車道に2ヶ所の「道の駅」がオープンしている。そのうちの一つ「道の駅・高野」に立寄った。車と人の多さに仰天した。トイレなど延々と行列が続いている。庄原市・高野町の特産物などが豊富に並べられ、新鮮野菜、寿司などの弁当、お餅、特産ジュースなどが目を引いた。井上さんのお土産はこの店でそろえた。もう一ヶ所は満車であきらめた。

幸い井上さんとは会うことが出来、宍道湖畔で超大型の玉子焼きとキュウリの漬け物をご馳走になった。好物だけに美味しくいただけた。コーナーで販売していた野菜カレーを求めたが、スパイスが効き過ぎていた。お土産に「初夏の庭」の焼き物と山野草の見事な作品をいただき恐縮。小粋なギャラリーに展示させていただく。イベントは3～5の3日間だけ。

この施設は数年前に訪れたことがあるが、その名の通り見事な洋風庭園を堪能した記憶がある。広い庭園の手入れは行き届いていない。ティファニーのアクセサリーやたくさんの美術品展示に時間を忘れたが、その面影は今やない。イベントが終わった明日を考えると背筋が寒くなる。宍道湖畔に佇むお洒落な庭園を生かす方法はないものだろうか。何かの都合で作ってしまったのだろうが、維持管理は簡単ではない。