平成25年5月21日(No5997) 「凡事徹底」日めくり
「凡事徹底」日めくり
5年ほど前、目黒にあったイエローハット本社に鍵山秀三郎相談役を訪問したとき、鍵山箴言日めくり「凡事徹底」(PHP発行)をお土産にいただいた。墨文字は故たにぐち香葉さん。見開きに「心あるところに宝あり・鍵山秀三郎」の筆書きを添えてもらった。日めくりは社屋の一階と二階の中間にある踊り場の出窓に架けてある。日焼けしているが、健在である。
退社するとき翌日の箴言に変え、一礼して朗読する。出社のとき、もう一度朗読する。365日欠かすことはない。但し二泊三日の出張のときはめくりを依頼する。来社するすべての人の目に触れる場所だけに、前日の日付の箴言が残っていてはさまにならい。1日は「ひとつ拾えば ひとつだけきれいになる」と書かれ、解説が左下の蘭に示されている。
「大切なことは、一歩を踏み出す勇気。具体的には、足元のゴミを拾う実践から始めることです。足元のゴミ一つ拾えぬ人間に何が出来ましょうか」。平易な言葉だが、意味するところは重い。本日21日は「-掃除をするとー 心が磨かれる 謙虚な人になれる 気付く人になれる 感動の心が育まれる 感謝の心が芽生える」。公園清掃のときは全員で唱和する。 。
毎月繰り返すといつの間にか身体にしみこむ。一日の行動は朗読から始まる。だから足元のゴミにはすぐ気付くし、抵抗なく拾える。22日「大事なことは すべて手間が掛かって難しいもの」。23日「十年偉大なり 二十年畏るべし 三十年歴史なる」。ディリーメッセージの記念すべき連続6000日の24日は「『相対差』より『絶対差』」に励まされる。
朗読の内容は「『相対差』は周囲との比較。『絶対差』は自分自身との戦いです。『相対差』には安らぎがなく、『絶対差』には自信と満足が得られます」。いつの日か、そうありたい。