平成25年6月3日(No6010) 雨、雨、雨
雨、雨、雨
第10期竹の子学園は6月塾も雨に見舞われた。プレオープンを含めて10年が経過した。この間、84回の親子の自然体験、農業体験の機会を持っている。雨が降ったのはわずか4回に過ぎない。終日の雨は0回である。竹の子学園の日は雨が降らない。天気予報が雨の予報でも、午後3時まで待ってくれる。いつの間にかそういう黄金の伝説が定着した。
それが今年は何としたことだろうか。4月、5月、6月塾まで3連続の雨天になった。時には、雨に色とりどりの雨具が舞うのも悪くはないが、土日は雨、月曜日は晴天ともなればその巡り合わせを怨みたくなる。雨ならではの準備、運営、撤収に余分の労力を必要とする。80歳を超える世話人たちの負担は大きい。巡り合わせと受け止めているがやるせない。
6月塾は父の日とあって親子のための体験が組み込まれている。昨年に続き父親中心の魚釣り体験、母親は田舎風の柏餅を作る。魚つりの餌はミミズ。中には見るのも初めてという子どももいる。川は少し濁っていたが、小さいハヤが釣れていた。初体験の子どもが多く大はしゃぎ、父と子の楽しい交流は時間を忘れさせた。母親たちは柏餅づくりに悪戦苦闘。
この日の行事は、魚釣り、父の似顔絵描き、サツマイモの苗植え、大豊作のタマネギ収穫、柏餅の振る舞い、祝誕生日の合唱、釣ったハヤも焼いて食べた。新しい塾生親子には、何もかも初体験。サポーターの皆さんも大分慣れててきぱきと捌いていた。異質の世話人たちが融合するには、時間が必要だが自分たちも楽しんでいた。子どもたちも張り切っていた。
6月塾も金本・山野コンビの運営委員は大活躍。スケジュールの変更も流れるようにこなし、子どもたちからも慕われている。2人がいなければ、全体の準備、運営は成り立たない。