平成25年6月16日(No6023) 落合フラワーロード
落合フラワーロード
10数年来、社屋近くの荒れ果てた歩道脇のエリアに土を入れて整備し、四季おりおりの花を育ててきた。冬のパンジー、春のチューリップ、夏のマリーゴールド、秋のアサガオなどの彩りが、歩行者やドライバーたちにも認知されたようだ。先日、地域の世話人から「季節の花を観賞するウォーキングマップに掲載したい」と申し入れ。この上の光栄はない。
現在は200株もの「日々草」が可憐な笑顔で歩行者に微笑みかけている。ベニチュアも咲き誇っている。まだアサガオは蔓になり始めたばかりだが、新しいデザインで百花繚乱を披露できるだろう。今年は新しく東日本の福島県に誕生した「ひまわりプロジェクト」に協賛して「ひまわり」のタネを蒔いた。東北のみなさん元気をだして!と呼びかけている。
さらに地域の花「ベビーマラカス」も可愛い芽を出しはじめた。登録名は「落合フラワーロード」。世話人は100㍍と記載すると言われるが、それは誇大で総延長は60㍍ほどである。多くの人の心を癒すためには、それなりの費用と手入れの時間が必要だ。苗、タネ、土、肥料、農薬、用具など半端ではない。しかし、花たちとの交流は、無上の喜びである。
当然のことながら花壇付近の植栽と街路樹は、勝手に自分で手を掛けている。スローモーな役所に頼ることは出来ない。多少の功績があるのだろうか、市役所の環境事業局より清掃や美化活動を評価し「国土交通大臣賞」に推薦したいと連絡があった。かつてこれらは受賞しており、重ねては不遜なので辞退した。町の美化のため頑張って欲しいと激励された。
惜しむらくは花が咲いているのは公共用地である。このほど人を介して撤去するよう区役所の維持管理課から伝言があった。きちんと今の美しさを保ってくれるなら構わないが…。