平成25年7月25日(No6062) 与えられた条件の中で
与えられた条件の中で
鍵山秀三郎さんは「与えられた条件の中でベストを尽くせば自ずと道は開ける」と教えられるが、加齢とともに能力が衰え「ベスト」が厳しくなる。一ヶ月のスケジュールを立てるとき週単位で管理している。その中で無理をしても月曜日と金曜日は空白にすると決めている。目いっぱいの計画を立てると必ず何処かで破綻する。空白は安全弁の役割を果たす。
7月は「万縁の会」についてどうしても処理しなければならない案件がある。23日は「人生講座」が午前と午後、24日は「通学路清掃」「生涯学習」「全体研修」。25日は「現場巡回」「新人研修」、26日(金)は空白。27日は「公園清掃」「竹の子学園・ホームスティ」の打ち合わせ。28日は「小村・呉市長の集い」。29日は午前6時から倫理法人会。
月曜日だからその後は空白になっている。26日の空白日は前後が詰まっていて使えない。東京の日帰りは不可能ではないが、相手は日本一忙しい中田宏さん。こちらの都合は通らない。やっと29日の午後4時半から5時半までの60分が取れた。その時間を中心にスケジュールを組む。東京往復はアクセスを含め10時間必要。うち新幹線の8時間が使える。
この時間をフル活用すればロスはなくなる。今週も社員2人と社長は益田に滞在する。そのために「掃除」と「現場巡回」は休めない。辛ければ省ける仕事はいくらでもある。はがきは書かなければいい。研修は休めいい。しかし、そうした手抜きを繰り返していれば必ず破綻する。「日々完結」「例外は設けない」という自分との約束を破っては人生の価値を失う。
鍵山語録「与えられた条件のなかでベストを尽くせば、道は必ず開ける」。これまで何度も経験してその正しさは骨身にしみている。今月も天が味方し道も開けそうだと実感している。