平成25年7月28日(No6065) 小村和年・呉市長を励ます会
小村和年・呉市長を励ます会
小村和年・呉市長とのご縁は、平成11年、中田宏・衆議院議員のご紹介による。広島の人を横浜の人に紹介されるのは異なものだが、小村さんが中田さんの選挙をお手伝いしていた縁による。その後小村さんは郷里の呉市長選挙に立候補するが敗れる。手を上げてからわずか2ヶ月の短い期間だから無謀というものである。以後4年間、臥薪嘗胆の日々が続く。
当時「養心の会」なる勉強会を開いていたが、呉市内から1時間半も軽自動車を駆って参加してくれた。2回目の挑戦の前に広島の月刊誌に7㌻のインタビュー記事を掲載してもらった。選挙の相手は元広島県副知事で3期目を狙う現職である。雑誌社は腰を引いたが、気骨ある編集長はリスクを承知で引き受けてくれた。その結果、奇跡的な逆転勝利を収めた。
小村さんは「公のために生きることを貫く」人である。並でない「公」に対する価値観を持つ。その後、志誌「ジャパニスト」でも小村さんの生き様について特集してもらった。前置きが長くなったが、本日は年に一回の「呉を元気にする会」が開かれる。支援者の一人であるが、選挙には無関係。ご縁があって12年、人柄に惹かれて欠かさず参加している。
今年の11月は呉市長選がある。直接聞いたわけではないが三選を目指して立候補されるだろう。「呉を元気にする会」は「小村和年を励ます会」に衣替えすると思われる。呉市は庁舎の建て替えをはじめ難問を抱えている。「逃げない」ことを信条にしている小村さんは3度目の挑戦をするに違いない。有力な対抗馬はいないと聞いている。好漢、最後のご奉公を。
「財貨を失うのは少し失うことである。名誉を失うことは多くを失うことである。勇気を失うことはすべてを失うことである(ゲーテ)」。小村さんからは、多くの勇気が届けられる。