平成25年10月14日(No6143) 皆勤賞の誇り
皆勤賞の誇り
経営計画発表会で優秀社員の表彰式が行われた。金本和宏さんの10年勤続&無欠勤の表彰があった。すでに旅行のプレゼントは済んでいたが、あらためて表彰状が金一封とともに贈られた。会社としてこれほどの名誉はない。優秀社員の存在はよい会社の証となる。1年皆勤者も稀な時代に10年の皆勤とは恐れ入った。優れた子どもを育てたご両親に敬意。
勤勉はすべての才能に勝る。何と今期は3人もの皆勤社員が誕生した。前記の金本和宏さんに山野幸恵さん、最近の柔な若者には眩しいような昨年入社の山田智恵さん。それに表彰の対象外である岡元美紀恵専務に私を加えれば、なんと5名になる。入社1年未満の2名、それに準社員の3名を加えれば、まさに無遅刻、無欠勤の優秀社員を誇り得る集団となる。
今期の決算は予想外の黒字となり、全員に感謝金も贈呈された。十分な報いとはいえないが、社員が喜んで働ける会社になるよう願っている。来期は20年勤続、10年勤続の社員が誕生する。岡元専務も45年勤続を迎える。お客様は長く働いている社員のいる会社を信頼される。その信頼が新しいビジネスチャンスをプレゼントし、活力を与えてくれる。
今期は消費税のアップもあり経営環境は一段と厳しくなるが、勤勉な社員のある限り大抵のことは乗越えられる。勤勉社員の存在を生かし尽くした戦略を構築する経営責任がある。どうすれば勤勉社員の特性が生かされるか、その一点に集中して作戦を立てれば、見通しが明るくなる予感がしている。小さな善い行いの積み重ねは、厳しいときにこそ花開く。
社内にはいくつもの大きな問題を抱えており順風満帆とは行かないが、厳しさを乗越えてこそ本物になれる。小さくともとにかく地域№1を目指し、足元をしっかり固めたいものだ。