平成25年10月18日(No6147) 新規のお客様の変化
新規のお客様の変化
既存のお客様が高齢化してパイが縮小しているが、その分は新規のお客様が補っている。最近は新しいお客様からの相談が少しずつ増えているのは嬉しい。本日の幹部研修会でその要因を訊いたが、大半のお客様が掃除活動、広報活動などがきっかけという。一般のお客様の推薦も少なくないというが、このケースは珍しい。お勧めの理由を訊いてみたいものだ。
イベントにはお客様が集りにくくなっている。とるに足らぬプレゼントなどでは釣られない。サービスが過ぎても警戒される。かつての海老で鯛を釣る手法は過去のものになった。魅力のないイベントには動員をかけても振り向いてもくれない。お客の役に立つ、お客が楽しめる、お客がよろこぶ、それは何かと突き詰めて考えないと、イベントは捨て金になる。
戸別訪問活動もヒットした時代があったが、いまは徒労に終わるケースが多く論理的な検証が求められる。最近の新規客の引き合いは「掃除活動」、「フォーラム新聞」の充実、「人生講座の楽しさ」などが原因らしい。講座は火曜日、水曜日、土曜日だから、多い人は週に3回来社される。会社というものは入り易くなくては寄り付かない。友の家を訪れるように。
ミニイベントは社内で行う。会社に来てもらえば、隅々までの行き届いた清掃、社員の礼儀正しさなどがご理解抱ける。時々手入れされた花壇もポイントに。手作りの良さが評価を得る。従来のイベントなどは具体的目標がなかったから失敗した。お客様の待っているもの、喜ばれるものが見えなければイベントに来ない。それは何か、急ぎまとめる必要がある。
ポイントは簡単だが中身に触れ、具体的な行動計画を立てる。そして計画に沿って実践する必要がある。消費者のニーズは大きく変わった。情報の整理が大きなポイントになってく。