平成25年10月21日(No6150) 「小粋なギャラリー」大繁盛
「小粋なギャラリー」大繁盛
「小粋なギャラリー」と名づけて1月から地域の芸術家たちの作品を二階のお客様ルームに展示し、来社されるお客様に観賞していただくことにした。企画は横浜の「夢工房だいあん」のミニギャラリーからヒントをもらった。大都会であれば出展者はいくらでもあると思うが、わが商圏では如何かと心配した。ところが出展者は相次ぎ来年の2月まで決まった。
正直なところ来観者はあるだろうかと案じて、毎週第三土曜日に「住まいの物語」を開き茶話会をプラスした。予想外に盛況で当初の目的であるオフィスのサロン化の目論見は、ある程度目鼻が付いた。新しい顧客を囲い込むにはOB客だけでは心もとなく、未来顧客をどう呼び込むかにかかっている。従来のリフォームイベントとは、視点も仕口も全く異なる。
いろいろな危惧を乗越えてここまで来れたのは、営業顧客を持たない岡元さんの功績である。同じお客様でも営業担当とは異なる視点での絆を持っている。出展者探しで独自の手腕を発揮した。呼び込みも同様である。10月の日本画展では頂点に達した。出展者が友を誘った。金曜日は8名の団体が来場し、賑わいを創出した。楽しんでもらえた要で嬉しい。
土曜日は「住まいの物語」の受講者と合わせて14名ものギャラリーになり、椅子が足りなくなった。初対面同士の交流もできた。これこそ願っていたサロン化に始まる新しいコミュニティのはしりである。出展者を中心に和やかなひとときとなり、参加者はそれぞれの立場で満足した。いつもうまく行くとは思わないが、格好の目標となりモデルになり得る。
セットの「住まいの物語」はタネが尽きた。新しく「門のはなし」「窓のはなし」「仏壇のはなし」など執筆する。もう止まらない。他社が真似の出来ないイベントの誕生となる。