平成25年10月29日(No6158) 東日本復興支援イベント
東日本復興支援イベント
10月27日はやや気温は低かったが快晴に恵まれた。今年のイベントの大半が雨に遭遇していたため、ひたすら晴れることを祈った。思いが天に通じたのか「第3回東日本大震災復興支援チャリティイベント」は参加者の足元を気にしないで迎えることができた。ただ事前の調査が不行き届きで地域の秋祭りと重なってしまった。定刻前、胸がふさがる思い。
イベントはドキュメンタリー映画「四つの空 命にありがとう」とNPO法人チーム福島の半田真仁理事長の講演「広島と福島の絆 ありがとうの種まき」の二本立て。締め括りはお楽しみ抽選会と全国から寄せられた善意商品のチャリティバザー。予想に反して多くの人が参加され拍手喝采。無料でもムリな集客なのに、有料入場者が予想外の167名に感激。
消費税アップを目前にして仕事が増えて社員の皆さんは休日返上の激務をこなし、難しいイベントを見事に成功。真摯な取り組み姿勢は地域の皆さんから高い評価をいただいた。全国の畏友から寄せられた善意商品は参加者を喜ばせた。多くの人たちの善意に支えられ、ささやかだが初期の目的が達成できたことは嬉しい。まだまだ日本は捨てたものではない。
東日本の復興は遅々として進まないが、もはや被災地の現状はニュースにならず「去る日、日々に疎し」。多くの人の関心は薄れる。他人事ではないと思うものの、さりとて自分の事ではない。しかし、同じ日本で頑張っている人たちにエールを届けるのは人として当然の務めだと思う。せめてこうしたイベントの一日だけでも、心を寄せてもらえればありがたい。
3年続けて東日本大震災の復興支援イベントができた。きっと来年も多くの善意に支えられながらエールが送れると思う。「もういいよ、ありがとう」と言われるまで続けたい。