平成25年11月8日(No6168) 大手の攻勢に何で対抗するか
大手の攻勢に何で対抗するか
来年4月の消費税アップを目前にしてリフォーム大手の攻勢が一段と激しくなった。先週金曜日の新聞折り込みチラシは主要8社が安値攻勢をかけていた。価格を見るとゾッとする。リフォームの仕事は根こそぎ取られそうな恐怖を覚え恐ろしい。どうしたら安値攻勢に勝てるのか。結論は激安販売がまやかしだと分かっている良質の客を探すのがいちばん早い。
ところがこの良質の客が何処にいるのかさっぱり分からない。何よりも価格に価値持っている人は、極めて簡単に表面化する。一つの方法が企業姿勢をアピールすることにある。価値観のレベルの高い人は少なからずいる。そういう人たちが応援したくなるような貢献度を示すことが求められる。ただし効果があるとは限らない。不発に終わるかもれない。
他社を上回る安値構成をしても物量で勝負にはならない。そこで取ったのがオフィスのサロン化で新しいコミュニティを創ること。5年も掛かったが成功の見込みが立った。東日本復支縁のチャリティは3回目だが、イメージアップとしては悪くない。さらに極めつけは、15年続けた掃除活動のイベント化である。「夢拾いウォーキング」の取組みである。
このイベントが成功すれば実績があるだけに、地域の支持を得るに違いない。只今のところ拙速であるがアピールは可能である。とりあえずこの三本柱で地域企業としての認知を受ける。あの企業がなくなっては地域の損失だと思う人が増えれば成功である。何といっても世の中の変化、とりわけ消費者の変化は目まぐるしい。しかし、基本はブランド志向だ。
その受け皿になることが肝要だ。ここで大手8社を退けることが出来れば新しい道が開ける。何れにしても生き残らなければ、明日の暮らしが成り立たない。真っ直ぐな道しかない