平成25年11月9日(No6169) 国会の品位が上がった
国会の品位が上がった
最近はユーチューブなどで過去の国会中継をいくらでも見ることが出来る。民主党内閣の3年間の愚劣さが浮き彫りにされる。聞くに堪えない哀れさ。腹が立つよりあのレベルの能力で大臣席に座らねばならない惨さ。何といっても菅、鳩山、野田の三総理は人間としても政治家としても未熟すぎた。攻勢のときは勇ましいが、矢面に立ってぼろを遺憾なく出した。
10月に入ってやっと国会が開かれて。維新の会の中田宏は予算委員会に登場したが、分かり易い爽やかな弁舌、国の将来を憂う論旨、良い国策を推進する姿勢、野党というよりも日本のために与野党の立場を超えた素晴らしい議論だった。安倍総理もしっかり受け止め、提案を検討する約束をしていた。これまでの質疑は揚げ足取りの非難攻勢で子どもの喧嘩。
民主党のアホどもは体質が変わるはずもなく、「自己PR」「揚げ足取り」に終始しブーメランのように返されていた。それに比べて中田宏の質問は建設的だった。外国資本による土地買収問題、元慰安婦問題の杜撰な調査、根拠のない河野談話、集団的自衛権行使容認の取り組み、TPP問題などの質問で安倍総理から具体的な答弁を引き出していた。お見事の一語。
理路整然とした論議は野次られない。下らない質問には遠慮会釈なく下劣な野次が飛ぶ。野次は国会の品位を下げる。安倍総理は国会の質が変わったと喜んでいたらしい。聞いていても分かりやすいし、礼儀正しい。国権の最高機関だから礼儀正しいことはもちろん、格調高くなければいけない。民主党は当分陽の目を見ないだろう。やがて社民党の道を辿る。
独裁の現実だから何でも出来る。先ずは族議員の退治、憲法の改正、TPPの早期妥結、原発の安全利用、財政の再建、公務員改革など、圧倒的多数だから出来ることが多い。期待大。