平成25年11月18日(No6178) 夢拾いウォークの成果
夢拾いウォークの成果
「夢拾い(ごみ拾い)ウォークinKOYO」は、初めてのイベントだけに準備・運営・撤収の心配をしていた。そのうえ消費税増税の影響で本業は多忙を極めている。こんなときはミスが生まれやすい。予想通り多くの準備不足やミスが発生したが、致命傷にはならず参加者の絶賛を浴びながら成功裡に終了した。社員と協力業者の結束力は他社が真似られない。
振り当てられたコースは昨夜のうちに、歩数と所要時間、それに信号のない横断歩道の数をチェック。参加者12名の内、子どもが4名いるのでごみ拾いのスピードを懸念した。安全確認のための動きが必要で4200歩のコースで1万4千歩を要した。走りに走ったが全員無事故でゴールできた。和やかにごみ拾いを楽しんでくれた。画期的なイベントになった。
テレビの取材もありイベント効果は大きい。地域に不可欠な企業としてのアピールには成功したと思う。これからの経営は益々厳しくなるが、何を売るかで企業姿勢が問われる。その成果が消費税増税後の反動を和らげる。他社のチラシ攻勢を横目で見ながら苛立つ気持ちを抑えられないが、安売りで対抗すれば長い目でみると致命傷になる。まずは成功の部類。
ごみ拾いの活動に会費を徴収することに躊躇したが、会費を払ってでも参加する人の志を確認できたことは嬉しい。参加記念品に最近の拙著「ひたすら まちを 美しく」を用意したが、このイベントを通じて「自分たちのまちは自分たちで美しく」という土壌が生まれると嬉しい。企業の催す社会貢献活動は、業績に繁栄しなければどこかが間違っている。
「そうじ」という誰でも出来る平凡な行いを誰にも出来ないくらい徹底し、非凡な行いに変えることは意義がある。何よりも「夢拾いウォーク」に参加された138名の方々に感謝。