平成25年11月21日(No6181) 竹の子学園の新体制
竹の子学園の新体制
親子農業体験塾「志路・農業体験塾」は10年を終え、新体制に移行する。お世話になった「つくしクラブ」は高齢化が著しく10年の節目を期に解散した。農作業や現地運営ではおんぶに抱っこでもたれていただけに、今後の運営は厳しくなる。新しくサポーターシステムを導入し11年以降に備えてきたが、新旧の関係は予想外にギクシャクした1年だった。
ある意味で「つくしクラブ」の解散は、力量はともかく関係性はすっきりした。1年の総括と今後の展開のためにサポーターミーティングを開催し、新しい体制が決められた。取りまとめ役の代表は入川実さんにお願いし、現地管理の責任者は今野秀夫さんに引き受けてもらった。田畑栄造さん、米沢隆子さん、米今菊子さん、佐藤小百合さんに支えてもらう。
他にも新しくサポーターを依頼したいと考えている。カリキュラムも大幅に進化させ、自然体験や学習、スポーツ活動に時間を割いていきたい。稲作は中止または継続をふくめ現地と協議する。新たに農協との協力体制も構築したい。10年を機に閉園も考えたが、企業の社会貢献による好感度アップも考慮しさらなる挑戦を試みる。雨天の対策も考えたい。
竹の子学園の舞台の大半を所有する現地の佐伯成人さん夫妻からは全面支援が得られる。長男の正和氏の協力も好感触を得ている。参加する塾生についてはこれから継続を確認するが、すでに五家族から申し入れを受けている。新規については年内に完了し、新年度の構成を確定したい。多くの問題が発生すると思うが、何事も前向きに受け止めて対処したい。
ここにきて「人生講座」の展開が生きてきた。5年を経過した新しい絆は予想以上に太くなっている。高齢化社会における活性化のモデルとして新しいステージを提供し続けたい。