平成25年12月27日(No6217) そうじ365日
そうじ365日
昨年に続いて365日清掃が出来た。出張のときはよほどのことがない限り、一番清掃、早朝清掃を終えて新幹線に向う。宿泊するときは午前5時から品川プリンスホテル周辺のごみ拾いをする。今年は天候にも恵まれ、ごみ拾いが苦になることはなかった。正月は宇品のグランドプリンスで二泊三日を過ごしたが、2回とも海岸をホテルから西側を拾った。
今は遊泳禁止になっているが、子ども時代は「向宇品海水浴場として人気があった。海岸のごみ拾いで嬉しいのは、東の地平線から昇る太陽を拝めることである。海がオレンジ色に染まり始めると、やがて黄金色の太陽が頭を出してくる。予想をはるかに超えるスピードで海面と離れる。そのとき波に真っ直ぐなカーペットを敷いたように黄金色の世界に入る。
今年は伊豆半島を旅したとき、東伊豆で日の出を拝んだ。砂浜のゴミは少なかったが、その分だけ広く歩くことが出来た。西伊豆で見た夕陽は美しかった。瞼に焼き付いている。東京に行ったときは定宿の品川プリンスに泊まるが、ビルの谷間から昇る太陽も都会風で洒落ている。毎日掃除をすると決めてるおかげで、旅先でも変化のある朝が迎えられる。
通学路清掃が52回、公園清掃も52回行なわれたが、通学路清掃は皆勤、公園清掃は出張のとき以外皆勤。ほかに学校のトイレ磨き活動がある。4校を対象としているが皆勤。毎日の一番清掃、早朝清掃も皆勤。これには土曜日、日曜日、祭日も例外はない。もちろん正月も同じ。天候にも例外はない。つまり365日一日たりと掃除を怠らないと決めている。
続けていると面白い。必ず周辺に追随者が現われる。大半が善意の高齢者だから、残念ながら交代はしばしばある。それでも皆勤者のあることは、掃除の不思議な力のせいだろう。