平成24年9月21日(No5755) 老人会で講演
老人会で講演
敬老会に続いて〇〇地区の老人会でお話するチャンスをいただいた。時間が60分と限られているから、Q&Aに至らず残念だった。与えられたテーマは「地域の活性化」だったが、後期高齢者が多く実践活動には縁が薄い感じだ。急遽、人生後半の生き方、考え方を、実例を挙げながらお話した。参加者21名のうち女性が15名。高齢者はいずこも女性が主役。
少し早めに到着したので入り口に立ち、参加者に声を掛けながら出迎えた。提供した資料は4㌻のレジュメ、フォーラム新聞の161号と162号、小冊子「ひたすら まちを 美しく(二)」、会社案内、チャリティ講演会の案内状と盛りだくさん。話は良く聞いてくださったが、資料が生きるかどうかは見当がつかない。目を通していただければラッキー。
中には地域のために活動したい人もおられるが、ステージがないのが現実。行政が高齢者を大切にと願うなら、それぞれが踊るステージを用意する責任があろう。そのあたりの課題を親子農業体験塾の実践からお伝えした。「金持ち」「知恵持ち」「時間持ち」の高齢者を活用しない手はないが、現実はそうなりそうにない。周りの人たちの役に立ってこそよい人生。
老人を労わることは大切だが、せっかくの自主・自立の生き方を阻害してはもったいない。いろいろな機会を捉えて、健康長寿の素晴らしさを認識して欲しい。トイレ磨きの特集ビデオを見てもらったが、あのテレビ放送は巧まずしてマルコシのCMになっている。高齢者が健康であれば、間違いなくビジネスとして生きてくる。もっと機会を作り活用したい。