平成23年12月26日(No5485) 「AMI」ニュース(12/24号)
「AMI」ニュース(12/24号)
師走の三連休ど真ん中、畏友とちのさん(経営コンサルタント)のFAX通信「AMIニュース」が届いた。定期リポートだから、休日でも例外なく土曜日に届く。示唆に富んだ具体的な内容だけに、社内研修の場でも引用している。プロだから当たり前かもしれないが、分かりやすい表現で核心を付いている。今週のテーマは「橋下・大阪市長に学ぶ」。
北朝鮮の金正日氏が突然?逝去。暇を持て余したマスメディアは一斉に飛びついた。若い正恩氏が三代目として権力を継承すると伝えるが、独裁国家を掌握できるか。このニュースから『三代目は難しい。三代目といえども汗して働くことが求められている』と説く。『日本経済は長期デフレ下にあり、かつてのように親の七光りも通用しない。まず汗を出せ』。
『「汗」すなわち「理論」より「実践」。知恵は経験を通して習得するもの。単なる知識のひけらかしは角が立って通用しない。権力の濫用もソッポを向かれる。「Know-How」ではなく「Dow-How」。「知識・見識・胆識」のうち重要なのは「胆識」。疾風が吹き荒れる時代には、頸草のごとく立っていかねばならない』。胆識は現場の実践力で養われる。
橋下徹さんが大阪ダブル選挙に勝った要因は、マスメディアでさまざまな解釈がされている。とちのさんは経営コンサルタントとして異なった視点の解説を試みている。①捨てる魅力、②集中力=本気力、③バカ=「巣」になる。三つの論点からビジネスにどう生かすか、その解釈は年があらたまってみなさんにお届けしたい。もう少し勉強させていただく。