平成23年12月27日(No5486) 社会から断絶?
社会から断絶?
日曜日に出勤してパソコンを開くと、あら不思議?メール、インターネット、社内ラン、すべてがエラー。手を尽くしたが三連休の日曜日は不自由この上ない。結局、諦めて誕生日カードの揮毫に専念した。毎日のニュースはインターネット上の日経、産経、朝日、毎日、読売の五紙に頼り切っているだけに、社会との境界にシャッターを下ろされた感じがする。
一月の誕生日カードの揮毫は76枚に及ぶ。封筒の宛名書き時間を加えると1通が7分必要だ。7分ⅹ76通=532分、ざっとノンストップで約9時間掛かる。パソコンが故障で使えないため揮毫に専念できた。よく考えると実にラッキーだった。正月分(12/31~1/4)は冬休みに入るため、お客様へのお届けは年内になる。月末では間に合わない。
時計と睨みっこをしながら、予定時間より少し早く仕上げた。もしもパソコンが故障しなかったとしたら、これほどスムースにはいかなかったに違いない。きちんと期日までに仕上げられるようにという天の思し召しと考えれば、文句を言っては罰が当たる。何とかなるさと気軽に構えていると、時間前に慌てる。世の中のことは何とかなるほど甘くない。
パソコンに頼っていては故障したとき、自分の世界が小さくなる。だからといって補完できる能力はない。やはり故障があることを承知し、為すべきことをしておけば、最小限の不自由で済む。幸いに誕生日カードがスムースに済んでよかったが、洞穴に閉じ込められたような一日を過ごした。幸い月曜日に復活したから、最小限の停滞で終わった。