平成26年3月20日(No6300) 竹の子学園の支援システムが稼働
竹の子学園の支援システムが稼働
親子農業体験塾「竹の子学園」のサポーターによる新支援システムが動き始めた。3月18日に2回目のミーティングを全員出席で行った。役割分担も決まった。もっとも心配される農園管理と栽培管理は、今野秀夫さんをキャップとする4名の男性サポーターが担当する。次いで重要な食事の準備は米沢隆子さんをリーダーとする女性サポーターが担当する。
また新しくカリキュラムに組み込まれる塾生や保護者の研修は、入川実代表の「論語」を中心に展開される。第11期は24名の塾生が参加。小学生が18名、未就学児6名、計24名で構成される。活動グループは3班とし、レッド、ブルー、ブラックの3チームが誕生する。サポートは女性3名が担当し、男性の3名が補佐をする。入川代表が全体を補佐する。
また年間の作業スケジュールも決められた。農園の全員労働日は毎月第3金曜日、今野キャップが作業計画を立て全体の協力を得る。昨年のように雨、雨、雨の不運も考慮に入れなければならない。何といっても自然が相手だから、予期せぬ出来事が起こり得る。臨機応変に対処しなければならないが、不安は離れない。心配すればきりがないので出たとこ勝負?
何といってもすべての労力提供は無償だから、あまり無理は言えない。しかし、無理を求めなければ成り立たない。ここら辺りはアインシュタインの「誰かのために役立つ人生こそ価値がある」の箴言に縋り付くしかない。ただし人としての尊厳を傷つけないように最大限の配慮が欠かせない。労力は無償としてもおんぶに抱っこの甘えはないよう心がけたい。
現地に暮らしておれば暇を見つけて管理することは可能だが、その都度、出かけて作業は予想外の問題に遭遇しそうだ。あらゆることを想定してサポートシステムの崩壊がないよう細心の注意が求められる。遣り甲斐のある1年となる。