平成26年3月25日(No6305) 無残な「喜寿ゴルフ」
無残な「喜寿ゴルフ」
20年以上もお世話になった協力業者・今田塗装さんが高齢を理由に第一線から退く。感謝の思いを込めてゴルフコンペが開かれた。場所は東広島カントリー。傘寿をエージシュート(年齢と同じスコア)で迎えると世迷い宣言をした実質のデビュー戦も兼ねる。下関の松村久さんから、朝、ドライバーの素振り100本、夜パット練習100本を厳命された。
なかなか練習が習慣にならず、怠りっ放しになっている。今回は打ちっ放しの練習場で三度、計700球を打って参戦した。練習場ではそこそこ良かったものの、惨憺たる結果に終わった。体裁が悪くスコアーは公表しない。負け惜しみのようだがカートを利用せず、最後まで自分の足でプレーした。歩数は2万4500歩。毎日のウォーキングが貢献している。
ゴルフは簡単ではないが、課題も見つかり見通しは立つ。問題は二つある。一つは年齢のハンデ。事実上ゴルフを止めて20年が過ぎる。肉体の衰えは如何ともし難い。それをどのように克服するか。もう一つは心の傲慢さである。かつての栄光がいつまでも未練がましく残っており、その完全払拭をしなければならない。つまりゼロから再スタートする覚悟。
初日の練習で過度の負担が身体に付加された。これは事前のケアでクリアーできた。とりあえずゴルフ用に筋肉を付けること。無理だという人もいるがそんなことはない。ウォーキングで鍛えた足の筋肉を見れば不可能ではないと分かる。要はスィングの練習が毎日できれば出来る。老眼のハンデを克服することも必要だ。課題が次々生まれてくるがともかくやる。
とりあえずスィングをつくる。そのために練習用の短いドライバーを購入し、1日100回スィングする習慣を付ける。これが出来ればエージシュートの8割は完成する。すべてが第一歩からの積み重ね。無残なゴルフは二度と繰り返さない。