平成26年3月31日(No6311) いよいよ消費税アップ
いよいよ消費税アップ
消費税増税騒動も本日で終わり。明日から8%になる。駆け込み需要の反動が怖いという論もあるが、恐れているばかりで手をこまねいていては商売が上がったりになる。リフォームでは外装工事が目立った。足場屋さんも塗装屋さんもフル回転した。ここらで一服したいところだろう。量販店もスーパーもチラシを入れまくって消費を刺激し、行列をつくった。
リフォームの商売は通常では12月から2月にかけて不需要期になり毎年売り上げの確保に苦労する。苦労してもほとんど効果はなく、暖かくなるのを待つしか手がない。ところが今年は消費税増税のおかげで労せずして商売が成り立ち、平常月の2倍を超える注文をいただいた。まさに消費税様々であるが、おかげで3月は引き渡し物件が増え慌ただしかった。
4月以降の落ち込みを心配しているが、いまのところそれほど大きな影響はないようだ。相変わらずリフォームの引き合いがある。消費税など無関係のように、新規契約も順調に推移している。もしかしたら喧伝されるほど、消費税増税の影響は少ないかもしれない。歎いたところで道は開けない。ともかくお客様づくりに強気で専念してプラスに変える。
コンビニで煙草のまとめ買いを勧められた。多い人は10カートンも買ったそうだ。消費税のアップは一本換算で1円となる。ささやかな額に見えるが、年間3650円の増税となる。税金を気にするよりも、禁煙するか節煙するか、いくらでも方法はある。歎き節や恨み節が蔓延しているが、そんなことでは解決しない。働いて稼ぐか、出費を防ぐか、手はある。
3年来、週一回の往来で文通している小学校三年の子どもが「お母さんは節税だといって買いだめしているが、結局、無駄遣いになると思う。買わないのが一番の節税」と書いていた。名言である。買い物に右往左往する大人に聞かせたい。