平成24年8月17日(No5720) 韓国大統領の非礼
韓国大統領の非礼
日本国の領土である竹島を不法占拠、実効支配し、韓国大統領が臆面もなく上陸した。昭和40年に李承晩ラインを引かれ、あっけなく引き下がった日本政府もだらしない。今さら帰らぬ繰言ながら、周辺諸国の暴挙に「遺憾の意」を表明するだけで何一つ行動を示せないのは情けない。「遺憾」の意は「不本意で心残りがする」程度のことで抗議にもならない。
「日本が加害者と被害者の立場をきちんと理解できないでいるので、目覚まさせようとしている」。日本国に対する無礼発言。「天皇陛下も韓国を訪問したがっているが、独立運動をして亡くなった方たちを訪問して、心から謝罪するというのならいいのだが、「痛惜の念」などの単語一つで来るというのならくる必要はない」。天皇陛下に対する侮辱に尽きる。
一連の韓国大統領発言に対し野田首相は「理解に苦しむ発言で遺憾であります」と延べ、玄葉外相は「必要な相応の措置を取らざるを得ない。毅然と対処する」とお決まりの文言で終わった。「必要な相応の措置」とは具体的にどんなことを指すのか、それを何時までに行うのか、どのような効果を期待するか、それが日本にどのような国益を及ぼすのか。
外交ルートを通じて抗議したと言うが、発言の撤回や無礼の謝罪を求めるなら、堂々と記者会見で表明すればいい。ICJ提訴などは韓国が拒否すればそれで終わり。相応の措置などにはならない。相互批判などは慎むべきと思うが、国家の威信を掛けて国民が納得できる措置を首相は採るべき。大統領の心ない発言で日本国民が韓国を嫌いになりはしないか。