平成30年1月10日(№7534) 「努力」よりも「習慣」
「努力」よりも「習慣」
茨城県の前川林業社長・前川静夫さんの日々の動きは、努力で叶うほど簡単なことではない。一年365日休むことなく「毎日便り・朝一番!」のFaxが届けられる。旅に出掛けられればホテルから発信される。そこに妥協などはない。これは「努力」ではない。「習慣」だと思う。前川さんは私よりも9歳若い。今年はご子息に代表の座を譲られる予定と聞く。
書かれる順序は定型化しており、本日の天気、明日の予報、朝の挨拶、感謝のことば、起床時間、概ね午前零時から1時、朝の仕事、大半が掃除、Faxタイム、寒川神社と箱根神社、帰宅予定は午後2時10分、3時半までデスク。その後、駐車場の掃除、中丸公園のゴミ拾いとトイレ掃除。以上が1/7の日誌である。別紙に「志は高く、大きな夢を」と解説あり。
別紙解説は「順境よし、逆境さらによし」(優れた知恵や力は厳しい環境の中から生まれることが多い。また、偉大なる成功者は、いくつもの苦難を乗り越えているものだ。逆境は飛躍発展の鍵。そう考えれば、順境よし、逆境さらによし)と言えよう。起床は午前1時45分。今日は大洗→茨城町→石岡→土浦→石岡の予定です。昨日は予定通り神社参りを済ます。
寒川神社は午前7時にはいくつもある駐車場が満杯。帰りはスイスイでした。久しぶりに水戸の「末広」で家族と一緒に食事をしました。こうしたFaxはご縁が出来て14年、1日も休まず続いている。私も続ける行いを褒められることは多い。それは努力ではない。単なる生活習慣である。習慣ほど強いものはない。365日の掃除、はがき、デイリーはお蔭だ。