平成29年12月4日(№7497) 厳寒の卒業記念トイレ磨き
厳寒の卒業記念トイレ磨き
寒い2月よりも12月が冷水に耐えられるだろうと校長先生の親心で「卒業記念トイレ磨き」が変更された。今年はその親心が天気の神様に無視されて、12月1日は今年では一番寒い日になった。生徒たちの取り組みを心配したが、素手素足で果敢に取り組んできた。参加者した3年生は48名、団地の少子高齢化は、ここでも例外ではなく、やはり寂しい。
スタートは平成14年、当時は108名の3年生が在籍していたから、雰囲気がまるで変ってしまっている。今年は16年目、学校の雰囲気も現代風に変わってしまった。現代風というのはけじめが無くなったということ。教師のせいにする訳ではないが、どうしてこんなにのんびりするようになったんだと思う。暴力はいけないがもっと厳しくすればよいと思う。
教師も巡回して来るが手を後ろに組んでへらへらして、親しそうに下手なジョークを飛ばしている。学校は教師が転勤する度に子どもが変わる。教師のせいではない、まして子供らのせいでもない。世の中が変わったのだと思う。ざっと掃除はしたものの、感動で心を磨くなんて遠い話しだ。掃除、片づけを済ませ、保護者のご好意による豚汁パーティに出席。
寒かっただけに保護者の思いが、熱い豚汁と共に心に沁みる。私たちの班は一回の職員トイレを担当した。残念ながら日頃から清潔に心を配っているという雰囲気ではなかった。かつては月に一度くらいは訪問し、教師らとは心の交流があった。言いにくいことでも平気で言えた。現在では掃除のときだけ。教師との関係を改善しなければ、トイレ磨きの成果は出ない。