平成29年11月20日(№7483) 掃除の価値
掃除の価値
昨日曜日は地域の公民館で「高陽地区青少年意見発表会」があり、家族で出かけた。寒い日であり通常なら外出しないが、中学一年生の孫娘が出場するとのこと。しかもテーマが「ゴミ拾いウォーキング」とあり、子どもたちがゴミ拾いで何を感じたか興味があった。地域の小学生16人、中学生8人が出演。開会式から閉会式まで聴かせてもらった。おどろいた。
落合東小学校6年生の大澤紀之くんは「きれいな町にするために」をテーマに私たちの清掃活動を取り上げてくれた。嬉しくて涙がにじむ。通学路清掃のこと、毎日の地域清掃のこと、卒業記念トイレ磨きのこと。暮らしやすい町にするにはきれいな環境が大切だと力説してくれた。マルコシと社名を上げてくれたのは嬉しいが、細やかな活動としてそっとして。
落合中学校の荒木隼明くんは、「地域のために第一歩」と題して、休みのない清掃活動を評価してくれた。通学路の陸橋は降雪のとき危険で歩きにくい。清掃圏内の陸橋や階段は滑らぬよう雪かきをしているが、オレンジ色のジャンパー姿を褒めてくれた。子供たちの感性は鋭い。大人たちはさして気付きもしないが、子供たちは素直な目でよく見ている。感謝。
ゴミ拾いウォークは年に一回、地域に呼び掛けて開催しているが、孫娘は小学校に入学したころから参加している。「父は毎日地域の掃除をしている」と自慢していた。予想外に地域の子供たちは私たちの清掃活動を認めており、嬉しい限りだ。他にも「小さなルール」「あきらめずに」「普段からできること」など、子供らしい気付きを嬉しく聴かせてもらった。