平成29年11月3日(№7466) 夢拾いウォーク
夢拾いウォーク
本日は第五回「夢拾いウォーク」の開催日である。マルコシでは毎週土曜日早朝に地域内の公園清掃を続けているが、その公園を出発地として本社に向かってゴミ拾いをしながら歩く。毎年150名ほどの地域住民が参加するが、今年は日程の設定が11月3日で他のイベントに参加の人が多く小規模になった。町内のイベントに心配りをすべきだったが残念だ。
最近は町がきれいになり、ゴミは極めて少ないもののゼロではない。20年を超える清掃活動の影響とは思わないが、身の回りをきれいにしようという人たちが多くなった。掃除を始めたのは平成2年だが、当時の歩道はゴミの山だった。そのゴミの山を踏んで人々は歩いていた。それが当り前の光景であった。それはおかしいということを徒歩通勤で気が付いた。
ゴミのない町を作りたいと決意した。さっそくジャンパーに手袋、火箸に大きなゴミ袋を持って徒歩で通勤を始めた。何となく体裁が悪い思いがして腰が引けたが、一旦決心したことであり家族の反対を押し切って続けた。その後、賛成して掃除をする社員が増え、やがて全員参加の態勢となった。続けたせいか地域の賞賛を集め、今日まで休まず続けている。
地域住民に呼びかける「夢拾いウォーク」のスタートは面映ゆいものがあったが、今年で早くも5年目になる。少ないと止めるというものではない。参加人数の多少にかかわらず、ともかく続ける。そのことに意味がある。バス停はきれいになった。タバコのポイ捨てもない。しかし、ドライバーの投げ捨てる車道のゴミは減らない。続けていればやがて変わる。