平成29年10月31日(№7463) 素敵な「晩秋」を期待
素敵な「晩秋」を期待
前ばかり見ているから滅多に後ろを振り返らないが、今日で終わる10月は大変な日が続いた。先月は胆のう炎の手術をして弱ったが、引き続いて肝臓がんに新しい腫瘍が発生し、放射線治療を行うことになった。この方法は初めての事だから、治療の方法、途中経過、結果が全く分からず、平気な顔をしながらあれこれ悩んだ。血管に発生したがん細胞を焼く。
細かいことは分からないが現在巣食っている肝臓の三つの癌の出口血管の除去らしい。CTカメラで放射線の照射の位置を決める。程度によって放射線医師が治療の位置と回数を決める。当初は15回と決められたが、途中から12回に変更になった。呼吸を止める苦しさは時間によって変わるが、比較的出来る方だけに30秒程度ならそれほど困難ではない。
1ヶ月の内、大半を使うのだから、通院、待機、治療、診察の繰り返しは楽ではなかった。とりあえず解放されてホッとしている。衆院選挙があった。政党がゴタゴタするものだから、分析や解説が多忙を極めた。新聞の1~2日前にディリーメッセージに上梓するが、概ね産經紙、読売紙などの解説と似通っていた。選挙の結果は寸分とは行かないが当たった。
政治はこれからが大切。安倍内閣の施策を吟味し、自分なりの提言をしたい。「万縁の会」の中田宏講演会が総選挙のため中止となって慌てた。費用も少なからず捨てたが多くの人に迷惑も掛けた。あらためて1月20日の開催となったが、今度は準備と集客に本腰を入れなければ中田さんに申し訳ない。11月には「夢拾いウォーク」を行う。素敵な晩秋を…。