平成29年10月18日(№7450) 中田宏さん
中田宏さん
衆院選の戦いも残りの時間が少なくなった。日曜日のニュース特集の党首の顔の表情、言い分など見ていると、概ね帰趨は見えつつある。各党とも現在の議席数と大きくは変わらない。自民党やや減、公明党現状維持、共産党やや減、維新の会現状維持、元民進党(希望の党、立憲民主党、無所属)変わらず。社民党やこころは一人でも当選すれば「めでたし」。
私が投票できる広島三区は自民党の圧勝で、街宣車の往来も極めて静かである。中国五県はすべて自民党が勝つのではないか。支援する候補がいないのは寂しいものだ。前回は神奈川18区から中田宏・元横浜市長が立候補し、邪魔をする者がいたりして負けた。それでも支援する候補がいると緊張し、心が戦いの中にいる。今回は知らぬ顔の半兵衛で寂しい。
中田さんは15日には広島の「モラロジ―企業グループ」の講演会に招かれ、僅かの時間だがお目にかかれた。長女と生まれた年月が同じだから53歳、身振りも話しぶりも変わらず若い。最近はテレビ出演が多く東京と大阪を行き来し、いつも会っているような気がしている。タレントでもない、政治評論家でもない立場で、政治の本質を語る貴重な存在だ。
中田さんは政治家としての立場や地位を気にせず、どうすれば国民の暮らしが豊かになるかを目指している。日本の政治家としては実に質が高い。参議院議員になり、国民に政治の本道を示してくれると有り難い。そうすれば全国的な組織である「中田ひろしと共に日本を良くする万縁の会」は価値が生まれるというもの。平成31年の7月が待ち遠しい。