平成26年5月11日(No6352) 議決の責任
議決の責任
民主党では落選中の前議員に毎月50万円の活動手当が支給される。(落選中の前議員の証言)前回の衆院選で壊滅的な惨敗を喫したから、活動手当をもらう前議員は多い。これらの手当は政党助成金から支給される。(確かめた訳ではない)年間600万円が250人に支給されれば、実に15億円もの膨大なムダ金が税金から支払われることになる。もったいない。
2度落選すれば手当は打ち切られる。いい加減な計算になるが、2度落選するには最低6年から8年かかる。そうすると150億円もの税金が無駄になる。何のために?再び政権の座に座るため。海江田代表は「再び政権を担う」と事あるごとに叫んでいるが、バラバラ民主に国民が国の行く末を託すとは考えられない。国会議員にもあるまじき行状に目を覆う。
一例をあげるとトルコとアラブ首長国連合に原発輸出を可能にする原子力協定承認案が衆院本会議で可決された。民主党も賛成である。ところが反対の議員がわんさかいた。海江田代表は党議拘束をかけた。そんなものは無視で、体調不良の議員が続出した。採決には参加せず欠席した。議決に参加するのは国会議員の義務である。嘆かわしい卑怯者が続々出た。
信念があって反対するのなら堂々と反対票を投じればいいのに、それをしなかった。元首相の菅直人などは体調不良として欠席した。採決直前には外遊し、採決の翌日には地元の桜祭りに参加し笑顔のサービスをしている。それでいて海江田代表は咎めもしない。民主党が多くの国民から信頼を失ったのは、菅のようにいい加減な輩が勝手な行動を取るからだ。
国会議員は上程された議案に賛否の意思表示をする責任がある。それが果たせない議員らはさっさと消えるべきだ。