平成24年7月31日(No5703) 悲鳴を上げる
悲鳴を上げる
暑さに悲鳴を上げ、足りない時間に悲鳴を上げ、格好を付けるために呻吟している。作家の城山三郎さんは「一週に一日だけ無所属の時間を作ればよい」と教えられた。1週を6日で過ごせるよう時間の整理をしなさいということ。そこから余裕が生まれ、体だけ忙しい目に合わなくて済むらしい。ところが1日だけでも何かが入るとアウトになる。
先週は火曜日が松江市、土曜日が福岡市、今週も昨日が篠山市、おまけに「ビジネス界」の緊急原稿の締め切りが本日。3月の最終の日曜日から今週の日曜日まで、連続17週続けて「ふるさと入り」。竹の子、法事、打ち合わせ、農作業などのもろもろ。どうすれば時間が生まれるか考え続け、結論はとうに出ている。単に「整理が下手」なだけである。
なんでもかんでも引き受ける性分は治らないから、これは諦めている。何をどのように整理して「無所属の時間」を生み出すか。①要るものと要らないものを分け、要らないものを捨てる。なにせ物が多すぎる。探す時間も馬鹿にならない。②好奇心が旺盛だから情報が集る、あるいは集める。その整理がまったく出来ない。ペーパーなど積み重ねて行方不明に。
③頭(思考)の整理をしっかりしないとボケが入りつつあるから注意。他人には思考回路を整理しなさいと言うが、まずは自分からだろう。ものごとが分かっていながら、実践力の不足を嘆いている。悲鳴を上げたところで解決はしないから、期間を決めて身の回りを整理したい。そうしないと暑さとのダブルパンチで間違いなくひっくり返る。