平成29年9月13日(№7415) 後始末
後始末
親子農業体験塾「志路・竹の子学園」を廃園してから間もなく二年半になろうとしているのに、何もかも中途半端で後始末が出来ない。所有している土地は田んぼが1200㎡、畑が1000㎡、公園は4000㎡に及ぶ。他に借地がありトイレや冷蔵庫などの機材が放置してある。また子どもたちの記念品や来社者の揮毫など、邪魔にならないからそのままに放置。
病気で倒れたから廃園しただけに、地域の人たちも同情心があるのか苦情も出ない。放置してもさほど迷惑は掛けないが、それでは申し訳がない。田んぼや畑、それに公園などの難敵は雑草である。少なくとも1年に2回は刈らなければ、手に負えなくなる。とりあえず高齢者のグループと契約し、1年に2回刈り取りをすることに決めた。年間10万円の経費。
田んぼは離れているから草刈りだけで済ませるが、畑の周りは耕作されている。草も半端ではないだけに、除草シートで雑草を防がねばならない。5年に一度交換するとして1回が10万円程度の費用が必要だ。入塾記念樹。金木犀の植栽の剪定、道路の邪魔になる桜の剪定など、どのくらいの費用が掛かるか予想もつかない。25名の塾生のための備品もある。
大型冷蔵庫、仮設トイレ、食器類、本箱などの家具、食堂のテーブル、塾生たちの椅子、看板類、不要なものは処分することになる。何と言っても全てに思い出と未練があるから、計画しても前に進まない。9月の内には片付けて借地は返還、所有地は迷惑を掛けないように整備しなければならない。後世に嘲笑を受けるようでは、折角の活動が恥を晒す事になる。