平成26年6月1日(No6373) 老人の五省
老人の五省
鍵山秀三郎さんに「はがき発信・75000通」の報告をさせていただいた。さっそくお褒めの手紙をいただき感激している。当面の目標は10万通だが、達成に向けて益々スピードがアップする。今の日本でもっとも忙しい一人と言われるが、それでも事あるごとにはがきで激励してくださる。鍵山さんの後押しがなければ、掃除道もはがき道もとうに萎えている。
同封の付録には海軍兵学校の「五省(五つの訓戒)」にちなんで「老人の五省」が書いてあった。新たな勇気をいただいた。
①姿勢に曲がるなかかりしか。(至誠に悖るなかりしか)
②言語にもつれなかりしか。(言行に恥ずるなかりしか)
③栄養に欠くるなかりしか。(気力に缺くるなかりしか)
④歩行に憾みなかりしか。(努力に憾みなかりしか)
⑤頑固に亘るなかりしか。(不精に亘るなかりしか)
(()内は海軍兵学校の「五省」)
鍵山さんは②の「言語にもつれなかりしか」に思い当たり、多くの人に伝えたいとのこと。わが身を「自省・自戒」してみた。自己採点の甘さはあるが、五省とも満点に近い。もっとも「喜寿の高齢者としては」という注釈がつく。第三者の評価は別であるが、並み以上の鍛錬に支えられていると自負している。安穏としていて得られるほど柔なものではない。
①毎日背筋を伸ばして1万歩以上ウォークしている。
②毎朝「論語」を素読している。あいさつ運動をしている。
③少食、粗食、咀嚼に徹し、野菜が中心の食事を執っている。
④百㌔ウォークに挑戦する脚力を保持している。
⑤読書を好み、好奇心旺盛。大声を出さない。諍いをしない。
鍵山さんのご訓戒に「自省・自戒」し、怠らないようにしたい。