平成29年7月20日(№7400) 生産性が低くはないか
生産性が低くはないか
八十歳を超えて生産性がおちてきた。なにか具体的な仕事をしている訳ではないが、計算通りに物事が進まなくなっている。会社で発行している新聞の編集と記事を書いているが、どうしても遅れがちになる。それなら早くから着手すればいいのに着手は当たり前、だから校了は遅れてしまう。そう思いつつ周りを見渡すとき、本業もペースが遅れてはいないか。
その業務を遂行するために、直接的または間接的に関わる人たちの関係者たちとの間はうまく行っているのか。上司と部下、工事を取り巻く外注先、とりわけお客様との理解度融合はどうだろうか。会議の記録を見てもうまく行っていることが前提で、物事が運ばれているような気がする。仕事の進行についてあらためて洗い直してはどうだろうか。満点はない。
仕事の効率はどうだろうか。時間当たりの生産性、現場調査の時間、打ち合わせや見積もりに要する時間。面倒でも全体をざっくり洗い直してはどうだろうか。社長は時間を有効に利用して利益を上げているか、常務は、部長は、課長は、社員は? 業務を見える化してみると、思い掛けない無駄を平気でしているものだ。それに気付くだけでも全体利益は上る。
たとえば見積もり業務を上げてみる。見積もりミスが多くないか、見積もりに時間が掛かっていないか、価格についてとことん調べているか、効率はどうか(処理件数、ミス発生件数、所要時間、納期情報、価格情報など)、数え上げればきりはないが、放置するなどは大問題だろう。経済の環境が厳しくなるだけに、仕事の中身を洗うことは欠かせない最大の業務だ。