平成29年6月20日(№7370) 国会閉幕を喜ぶ
国会閉幕を喜ぶ
くだらない国会がようやく幕を閉じた。有りもしない関係をホームページで開帳して商売に利用した経営者による森友問題はいつの間にか消えてしまった。次の加計問題は天下り問題で辞任し文部元事務次官が「総理のご意向」「行政がゆがめられた」と野党もマスコミも大騒動したが、結局政治的には問題にならなかった。こうして見ると官僚組織は強い。
獣医師の不足でなく四国の愛媛県や今治市が、旧民主党時代を含めて15回も陳情や要望を繰り返したにもかかわらず文科省は頑として認めなかった。その歴史は50年にもなるが、官僚組織と言うものは強いものだ。「総理のご意向」や「官邸の上のレヘル」の文言はあったが、いずれも抽象的で朝日新聞の解釈や野党の屁理屈とは意が通らない無意味なものだ。
前川元次官によると「総理のご意向によって、行政がゆがめられた」と批判を展開した。朝日新聞は何が総理のご意向なのか検討もせず、政権に大きな打撃を与えるために汲々とし、印象操作のために紙面をついやした。人の都合良い情報だけ伝えて、都合の悪い情報は決して報じない新聞はどうして安倍晋三ではいけないのか、それすら伝えていない。
新聞の使命は何か、いうまでもなく正しい情報を国民に報せることであろう。規制改革を推し進めようとする内閣と、抵抗する文科官僚、どちらが国民の利益につながるか。安倍憎しの新聞は国民の感情を煽るだけで、新聞は正しく伝えていない。国会が休会中は生々しい讒言などは新聞に載らないだろうから、幾分ホッとする。まあ信じなければいいが…。