平成22年10月15日(No5048) 慣れれば当たり前に
慣れれば当たり前に
最近は「高齢者は老人ではない」と生意気言ってるものだから、自分で自分を甘やかすことは許されない。昼休憩を止め新しい生活リズムを目指して一ヶ月になる。詰まるところ睡眠時間を削っただけ。その分だけ集中力が増し、仕事も捗り成果が上がった。ゴルフ、パチンコ、飲食などの習慣はないから、社交の機会は不要になり他に迷惑を掛けないですむ。
正味睡眠時間は118時間で一日4時間を割った。慣れればさして影響はない。食事、入浴などの時間を計算しても、日野原先生の実働18時間に近付いた。休日はゼロだから一ヶ月540時間、頭か身体を働かせていたことになる。傍目には無理をしているように見えるが、本人は苦痛を感じないし疲労もない。原稿なども集中し、あれやこれやで10万字超。
日野原先生のように99歳まで続ける自信はないが、人間の身体というものは、何事でも素直に受容すれば大抵のことは順応すると自信を持った。この一ヶ月で休んだのは、腰痛で動けなくなった9月21日の6時間だけ。農作業で少し見栄を張った罰のようなもの。腰痛に耐えながらでも、この程度は難しくない。「高齢者は老人ではない」を実証できた気分。
この間、東京へ三度も最終の新幹線で行った。他に高松、福岡、神戸も新幹線、山陰は自家用車で。妻と岡山・美作へ日帰りバスツアーにも参加。午前4~5時出勤、帰宅は大抵の場合が深夜。あらためて考えてみると、人間は役割があれば、新しい能力が開発されるらしい。健康長寿の家系にまずは感謝。自信が自惚れに変わり、明日倒れるかもしれないが…。