平成29年5月21日(№7340) 小池都知事の人気衰えず
小池都知事の人気衰えず
東京都議選が新聞のトップに掲載されることはなかったが、小池百合子都知事の当選後、オリンピックのせいもあるかもしれないが、地方にもニュースが届くようになった。地方にいると小池知事の人気が高いとは思えないが、74%と支持率が変わらないのは驚きだ。都民の支持率がこれだけ高いと思いきった政治が出来る。その気だからどしどし進めればいい。
自民党の人気も相当高い。4年を過ぎてもなお60%近い指示があるのだからこれも脅威である。冴えないのは民進党である。安倍内閣の批判も悪くはないが、それだけでは有権者も明日の暮らしが見えない。野田幹事長も総理までやった男だから、もう少し政治手腕があっても良いように思うが、政党の幹事長としてはまことに不適格。消えるのも仕方がないか。
東京都の問題は市場の移転に尽きるように見えるが、もっと大切な問題がたくさんあろう。森さんがウジウジ愚痴をこぼしているが、オリンピックは国民的行事だから何とかなるだろう。問題は元知事・石原慎太郎氏の人任せ政治で不明朗な点が多々あるが、何をどうやって誰が責任を持って決めるのか、今のようにいい加減では小池知事の頑張りもきくまい。
もともと政治はいい加減なものだが、三代の知事ほど適当では都民も溜まらない。都議会では過半数を目標にしているが、それほど簡単ではあるまい。しかし、選挙は風のようなものだから、一陣の風でどう変わるか分からない。いずれにしても信ずべき政治家はいないし、当てにならない。硬骨漢は政治家に向かないのか。舛添のような人間は日本を食い潰す。