平成22年10月26日(No5059) デイリーメッセージ公開
デイリーメッセージ公開
もともと経営者の思いを社員に伝えるコミュニケーションの手段として「ディリーメッセージ」はスタートしたが、社内向けと言いながら24名の畏友には一週間分まとめてFAXで公開している。一回750字前後の内容が粗い一文だが、連続5000日が継続できたことで、ホームページのリニューアルを機に「木原伸雄のコーナー」にアップすることにした。
社内向けの一文を公開することの是非はあったが、すでに人から人へと広がり読まれている。公開するなら外部向けとして多少の装飾はすべきと思わないでもなかったが、それでは原点の味を損なう惧れがあり原文のままとした。漢字の変換ミス、仮名遣い、重複文などの至らないところは、広い心で許してもらいたい。中には顰蹙を買いかねない主張もある。
論語の「70にして矩を超えず」に従い、ここ数年、社内の個人批判はなくなっているので、社員の尊厳を傷つける心配はない。しかし、業績の現状、商売の戦略・戦術は分かりやすく解説している。社外秘部分もかなりあるが、で切れば役立つ部分は積極的に取り入れてほしい。わが社の武器は右から左へ真似できるものは少ないので、さほど心配していない。
地域における企業のありかた戦略は積極的に公開し、活性化の一助になればと願っている。また社会に対する提言、政治行政、教育への体験的批評も、積極的に取り上げている。もしかして考え方の違いで顧客や畏友を失う結果になる場合も予測されるが、お互いに考え方や立場の違いを認め合った上で交流の深まりを願っている。「恕」でお許しいただきたい。