平成23年3月27日(No5211)  改善提案を徹底して生かす

改善提案を徹底して生かす

工程会議の議事録。「気付き」の中で「為すべきを為して、早く帰宅する」提案があった。その結果、社長の指示で目標時間が設定され、全員がその方向で進むよう決まったようだ。「手抜き」や「先送り」は禁じ手だが、段取りよく仕事を進めることが効率につながる。人間の身体は休息が必要なように出来ている。無計画の長時間労働は、効率が必ず低下する。

 

仕事をてきぱき片付けるには、自分といろいろな約束をするといい。守れるかどうかは別として先ず約束をし、ともかくやってみる。出来なかったときは何故?と自分に問う。答えが出るまで問い続ける。答えが出たらやる。ダメだったら再び問う。やってみる。この繰り返ししか手はない。さいわい約束が守れたら、もっとと次の高みを目指す。

 

繰り返すが「手抜き」「先送り」は、途方もなく時間と休日を奪い尽くすから要注意。自分との約束は「頑張る」とか「努力する」という言葉は禁句。すべてに数字を入れる。○○を○○時までに、あるいは○○日の○○時までに。それ以外の約束はほとんど役に立たない。その結果で必要であれば生活のリズムを改める。夜より朝、午後より午前がいいと気付く。

 

ただし努力は必要だ。たなからぼた餅のように、都合よくはいかない。その結果、時間が有効に使え成績が上がれば言うことなし。うまくいくもいかないも、すべて自分の欠点に起因する。誰のせいでもない。自分が蒔いたタネだ。もう一つ意義ある提案があった。「モノが乱れるとココロも乱れる」。案外そんなところにも時間の浪費があるかもしれない。

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