平成22年11月11日(No5075) 出来ると信じて挑戦する
出来ると信じて挑戦する
毎朝「朝一番!」の直筆レポートをFAXして下さる前川さんの一日を知りたくて、差し支えなければ「今日の行動予定30」を教えて欲しいとお願いした。折り返し11月5日分が届いた。行動予定30は一日分と早とちりしていたが、午前7時半までと知り吃驚仰天。以降は超シンプル。7:30~12:00、デスクワーク、13:00~17:00、木材市場回り。
17:00~18:30、知人二人に手紙(一日一信?)。18:30~20:00、夕食・入浴、就寝。この日の起床は0:30分だから睡眠時間は4時間半。通常業務の7:30まで7時間。北関東随一の前川林業・前川静夫社長をここまで動かすエネルギーは何か。凡夫にはさっぱり理解できない。分かったのは己の時間管理がとてつもなく甘いということ。これは大収穫。
「今日の予定30」を列記する。(神棚参拝はすべて榊の水取り替え、米、水、塩、酒を供える)。0:30起床。自宅の神棚、仏壇、庭にある前川神社、石崎家の仏壇、会社・工場・休憩室の神棚、木の神様。ここから社外へ出る。メロンロードのゴミ拾い、中野谷墓地お参り、仲丸公園ゴミ拾い、同トイレ清掃、弁天様の参道掃除、仲丸神社の参拝と掃除。まだ続く。
同神社周辺清掃、仲丸墓地・堅倉弁天・堅倉神社、大曲墓地の各参拝。美野里ロードパークのゴミ拾い、同トイレの清掃、同お地蔵様のお参り。事務所の神棚参拝。FAX通信を担当者に配布。日記。時間表の作成。読書20分。昨日分の出荷伝票チェックに価格指示(一日650万円)。「朝一番!」のFAXタイム。45名にすべて宛名とコメントを書く。
ここからはさらに信じ難い。ウォーキング1万歩。もはや、人間業とは思えない。歩幅にもよるが約7kmになる。午前7時、自宅に戻り朝食。15分後には朝礼が始まる。7時半から冒頭の通常勤務がスタートする。時には公式行事(行政や学校の世話役)や私事が入るが、365日ほぼ変わらない。月に一度は遠く伊勢神宮や周辺の神社にも参拝される。
私もかなり密度の濃い時間を無休で過ごしていると自負していたが、それはとんでもない驕りだと気付かされた。人間の能力は研げば研ぐほどアップする。それは自分の日々の経験から推しても理解できる。ただこれだけの行動習慣は理解の限度を超えている。前川さんは私より10歳若いが、年齢で比較は出来ない。小さな脳みそを駆使しても無駄な抵抗だ。
どうすれ理解できるか。一日18時間余をともに行動すれば分かる。30項目のうち所要時間は別として、ウォーキング以外は出来そうだ。0:30分に起床して付いて行ける。前提としては1万歩が歩ける体力をモノにすることだ。現在のゴミ拾いと掃除の万歩計は3500~4500歩。単純計算すれば2,5倍にすれば可能だ。先ずは出来ると信じて実践あるのみ。
迷惑を掛けない程度のウォーキング能力が付いたら、茨城の本社を訪問して同行をお願いする。邪魔をしなければ許してくださるだろう。いきなり1万歩は続かない。加齢とともに体力は確実に低下するから、少なくとも一ヶ月後には歩ける力を身に付けたい。三ヶ月も続けば何とかなる。期限は4月いっぱいと決め、ゴールデンウイークには実行したい。
無理と分かったらあっさり兜をぬぐ。ともかく始めてみなければ何も起こらない。論語の学びが生かせる。